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カテゴリー:一般整備 の記事 一覧 (新着順)

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BMW 水漏れ 神戸のH様

投稿日時:2018年12月17日 13:44:12


平成21年式のBMW。走行中にボンネットから煙が上がったとのことでお電話いただきました。幸いすぐ近くにトヨタのディーラーがあり、とりあえずそこに停めさせてもらっているとのこと。

すぐに引き取りに上がりました。
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実はこの車両、当社にて車検が終わって間もないため、状態を確認するまでは気が気でありません。

ディーラーのメカニックの話ではラジエターのアッパーホースが抜けているとのこと。
車検時にはラジエター廻りの水漏れがないかの点検は実施していますが問題ありませんでした。また、構造上簡単に抜けるようなものではありません。

ディーラーに到着して状態を確認すると、なるほど、ホースが抜けてます。
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上が新品、下が外したホースです。

国産車ではラジエターホースはホース単体の場合が多いのですが、輸入車は写真のように脱着用の樹脂部品がついている場合があります。
その樹脂部分とホースのつなぎ目がすっぽりと抜けてしまっています。

上の新品部品を見ればわかるようにそもそも脱着を想定されたつくりにはなっておらず
ステンレスのバンドもカシメタイプのものがついていました。
こんなところが抜けてしまってはたまったものではありません。

さらに作業を進めるうえで問題発生です。

このホースを取り外す作業をしていたところ、ラジエターの樹脂部がいとも簡単に割れてしまいました。
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特にBMWで多いのですが、水回りの樹脂が劣化して強度が低下し、少し力を加えただけで割れてしまいます。

ラジエターのアッパーホースを抜くのにはある程度の力がかかるので簡単にこのようなことになってしまいます。

さらにこうなるとラジエター本体の交換作業が必要となり、高額な費用が掛かってしまいます。しかし、交換しないわけにはいきません。

さて、ここで重要なのはお客様へのご説明です。

車検後すぐのトラブルであることと作業工程の中で別の部品交換が必要になったこと。

外した部品をお見せして部品の劣化によるトラブルであることや樹脂の劣化は過去の事例なども含めて丁寧にご説明します。

幸いH様にはご理解いただき作業を進めることができました。

実はこのような車検直後のトラブルや作業の中で別の作業や部品が必要になるケースは特に輸入車ではたまにあります。

もちろんそうならないように細心の注意を払って点検するのですが、今回のように目に見えない部分はどうしようもありません。また、センサー類なども電球のようにある時突然ダメになったりするので調べようがありません。

なぜ今なる!


っとこちらは思うのですがお客様は「車検したところなのに!」ということになりますし、その気持ちも理解できます。残念ながら最後までご理解いただけない時もあるのですが、私たちは誠心誠意やるしかありません。

今回のようなトラブルは事故につながりかねないので無事でよかったですが、お客様への説明能力とできるだけトラブルを未然に防ぐための点検整備を日々勉強しつつ、メーカーへの品質改善を願うばかりです。



東灘区のS様 アウディA4 異音修理

投稿日時:2018年08月03日 16:11:58


アウディのA4、ステアリングを大きく切って動かすと異音がするとのご依頼です。

足廻りに限らずですが、異音の発生原因はいくつか定番があります。
特に国産車は定番箇所の修理で異音が収まることがほとんどですが、
輸入車は定番以外の異音が結構あります。
そして、定番から外れた場合の異音発生個所の特定はかなり困難です。

今回はステアリングを切ったときになるとのことなのでおそらく定番修理になるかと考えていましたが、音の質が全く違いました。

予想していたのはドライブシャフトブーツの破れにより発生する等速ジョイントからの異音。ステアリングを大きく切って前後に動いたときにコツコツと音がします。
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ところが今回の症状はステアリングを切って走行、ブレーキを踏んだ時にギャギャギャ・・・的な音。

音は車体に伝わって広がるのでそもそもの発生源はどこなのか、また、タイヤが地面についた状態で、車体の重量がかかる状態だからこそ足回りに加重がかかり音が発生するという条件なのですぐそばに耳を近づけて聞くこともできない。

こういう場合、条件から推測し、ある程度絞っていくしかありません。

足回り周辺からの音の発生は確認ができています。

リフトアップしてアーム類のガタがないか、ブッシュの抜けはないか、目視の確認では異常なし。
そのままリフトアップの状態でシフトをドライブレンジに入れてタイヤを回してみます。

異常なし。

タイヤが回転している状態でステアリングを大きく左右に切ってみます。

若干異音発生。

若干です。

ただ、この若干に車体の重量がかかるとギャギャギャ・・・が想像できます。

ステアリングを切ったときだけ音が発生するという条件なのでここはやはり等速ジョイントの損傷という判断になりました。

ちなみに等速ジョイントはブーツといわれるカバーがかぶっており、外からは確認ができません。

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新品の部品は高額なのでリビルト品を取り寄せました。

こちらは外した等速ジョイント
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やはりかなり焼けた跡がありました。
この後ボールをきれいに洗って確認しましたところ、かなり傷んでおり巣穴や焼け跡が確認されました。

新しい等速ジョイントに交換して異音はなくなりました。

文章で書くとすぐですが、ここまで結構な時間を費やしています。

故障修理は完全に原因を突き止めて修理するのが理想ですが、中にはそれが不可能な場合があります。
それをどこまで絞り込むかが私たちの腕の見せ所ですが、やはりお客様にきちんと説明し、状況をご理解していただいた上での作業を心がけています。

輸入車の修理、車検、板金、なんでもお申し付けください。

東灘のIさん、車が動かない!

投稿日時:2018年07月13日 17:12:52


昔からのお客様のI様、エンジンはかかるが、動かないとのこと。
お近くなので状態を確認しに行きました。

マニュアル車の軽トラックですが、クラッチレバーが半分踏んでるぐらいの位置で止まっていました。

実はこの車、いろんなトラブルが発生する可能性があります。
車の特性というよりお客様の職業上仕方ありません。

なぜかというとお車はこの状態です。
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実はお客様、魚屋さん。
毎朝市場から海水と一緒に新鮮な魚を仕入れています。

おいしいお魚をお客様にお届けするためにお車はサビサビなのです。

錆びが進行し、荷台に穴が開き、クラッチに海水が落ちていたようで
クラッチのシャフトがさびて固着しており、ずっと半クラ状態になっていました。
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錆びたシャフトを抜くのに一苦労しましたが、何とか取り外し成功。
クラッチディスクも焼き付き気味だったのでセットで交換します。
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働く車は過酷な状況下に置かれます。
定期的な点検を実施して、安全第一でお願いします。

それにしてもこの車両、ほかにもいろいろと不具合が出てきそうな気がします・・・。

懐かしぃ~

投稿日時:2018年05月21日 16:44:32


懐かしい車が入庫しました。

昭和62年式のMZ20ソアラ

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シャコタンブギのはじめはこの型でしたっけ?(古!)
当時大人気でしたね。

当社の車好きのお客様が探してこられましたが早速セルモーターが回らないとのことで入庫しました。
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幸いリビルトのモーターがまだありましたので交換しました。
今後、何かとご来店いただきそうな予感・・・・。

シトロエン タイミングベルト交換

投稿日時:2018年05月02日 10:23:39


GW真っ只中ですが、いかがお過ごしでしょうか?

今回はシトロエン C3のタイミングベルト交換です。

国産車は約10万キロが交換時期となりますが、輸入車はおよそ6万キロが交換基準となります。
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こちらのシトロエンはすでに9.8万キロ走行していますので早急に交換が必要とのことで早速作業にかかりました。

輸入車は国産と違い構造が独特なものが多く特殊工具などが必要な場合が多々あります。
幸いこの車は割とシンプルな構造で作業的にはそれほど難しくはありませんでした。

ただ、部品の精度や品質はやはり国産よりは劣るのも事実。その分慎重に作業しなくてはなりません。
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無事、交換完了。

これでGWも安心して走れます。

当社、GWはカレンダー通りの営業となります。

車検、整備、板金塗装、と用命、お待ちしております。

エンジン不調

投稿日時:2018年04月14日 16:10:21


お客様からエンジン不調のご連絡。
走行中急に振動が大きくなりアクセルを踏んでも力が出ないとのこと。

幸い当社から近くで発生したトラブルなので
何とか走ってくるとのことでした。

無事に到着したら何かが焼けたような、変なにおいがします。
お電話で状況確認したときにおおよその予想はしていたのですが、
この匂いはあまり経験したことがありません。

とにかく診断。

怪しいと予想していた箇所を確認するとやはり原因はその箇所だったのですが、
問題はその状態。
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イグニッションコイルという部品でエンジンに点火するスパークプラグに送るための電気の電圧を高めるための部品です。

この部品の内部でトラブルが発生し、調子が悪くなるケースはよくある故障ですが、このように部品事態がパンクしてしまったのは初めてでした。

この車は一つのイグニッションコイルで二つのプラグを担当しているため4気筒あるうちの2気筒は稼働していない状態でした。

2次災害が起きなくてよかったです。

アウディ A4 水漏れ 

投稿日時:2017年02月22日 15:59:09

22年式のアウディA4が点検で入庫しました。
エンジンルームを点検したところ水漏れあとを発見。image
ウォーターポンプからの水漏れでした。
この車はウォーターポンプがエンジンの側面についており、わざわざウォーターポンプ用のベルトがエンジン後方から出ています。

ウォーターポンプを取り外すためにインマニの脱着が必要です。image
国産車と違い、ウォーターポンプが樹脂製なので強度不足で本体が熱でひずんでしまい、水漏れが発生していたようです。image
新しいウォーターポンプは重要な個所は金属に変更されていました。image
輸入車は樹脂製の部品が多く、強度不足でトラブルになるケースがよくあります。
今回は点検で発見できたからよかったのですが、気付かずに乗っているとオーバーヒートの原因になる部分です。
とくに輸入車にお乗りの方はあまり乗っていなくても半年ごとの点検はしっかりと受けてくださいね。

平成6年セリカ

投稿日時:2015年03月05日 17:58:50

平成6年式のセリカです。
走行中に異音がするとのことで入庫いただきました。
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来店時に音を聞いてすぐに原因が判明しました。
ハブベアリングと言ってタイヤが回転する箇所についている大きな
ベアリングが摩耗してガタが出ていました。
古い車やたくさん走っている車ではよくある現象で、故障というよりは
消耗品の劣化といった性質のものです。
早速分解、交換です。
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他の3箇所のベアリングもいたんでいましたが今回は一番ひどかった1箇所のみの作業となりました。
古い車は色々とメンテナンスが必要になりますが、大切に乗り続けて欲しいですね

V230サスペンション変更!

投稿日時:2013年10月09日 20:31:49

本日の作業はベンツV230のサスペンション変更です。
Vでは定番の故障ですが、エアサスのエアーを溜める風船から空気が抜けてしまい、全くサスペンションが聞いていない状態です。
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当然乗り心地は最悪image
で、パンクしたサスペンションをバネサスに変更しますimage
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これでしっかり路面のギャップを吸収して乗り心地もバッチリです!
作業的には簡単ですが、構造変更の手続きが必要なのでお考えの方は車検時期に合わせて実施するのがおすすめです!

タイヤ、大丈夫ですか?

投稿日時:2011年05月23日 09:35:50

最近タイヤのバースト(破裂)での入庫がよくあります。

気温が高くなってきたこともありますが、
日常の点検や空気圧のチェックをあまりやっていない
お客様が多いようですimage

こんなことや↓image
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こんなことになります↓image
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これが高速道路などの走行中だったら即、事故につながりますね。

ガソリンスタンドなどがセルフになり、空気圧を見る機会も
減っているのも一つの原因のようです。

特に扁平タイヤを履いている方は前輪の内側は見えにくいですが
編摩耗していることがあります。こんな感じで・・・・・・・
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これから夏に向けてさらに気温も上昇します。
みなさん十分気を付けてくださいね。

当社ではタイヤのチェック&空気圧の調整はいつでも無料でさせていただいておりますので、お気軽にお立ち寄りください。

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